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NPO・LSA 技術セミナー

この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 講師には環境問題に対する熱き思いとたっぷり詰まった経験や知識とをご披瀝いただき、その題材をもとに自由でくつろいだ雰囲気の中で質疑や意見交換を行います。 NPO・LSA会員に限らず、どなたでも自由に参加できます。 このセミナーの目的の一つは、環境関連技術等に関する経験
・知識の次世代への伝授です。参加者の研修の場ととらえてもらっても結構です。この場を借りて、こんなことを聞きたい、こんな意見を持っているのだが講師や参加者はどのようにお考えか等々で話し合いも行います。参加の目的は問いませんので、自由にご参加ください。


技術セミナー実施一覧

開催日 講師 テーマ 備考
第54回 令6.8.23 山田浩司 循環経済の推進に向けた環境省の取組 終了
第53回 令5.9.8 坂川 勉 最終処分場の規制強化と廃止基準静定の経緯 終了
第52回 令4.7.15 柳瀬 龍二 準好気性埋立地の早期安定化とCADによる維持管理の将来像 終了
第51回 令3.10.1 遠藤 和人 洗い出し、キャッピング、拡張申請など、最近の最終処分場について思うこと 終了
第50回 令2.1.13 島岡 隆行 IoT導入による全球的埋立地の管理に向けて 終了
第49回 令元.12.9 浅利 美鈴 ごみ処理に立ちはだかる壁 家庭ごみ、災害廃棄物、有害廃棄物等から考える 終了
第48回 令元.5.21 佐藤 努 ポスト3.11の放射性廃棄物処分場工学 終了
第47回 平30.12.13 品川 俊介 公共工事における自然由来重金属などを含む廃土への対応 終了
第46回 平30.9.20 森 朋子 廃棄物資源循環分野における人材育成の課題と展望~災害廃棄物対策を例として~ 終了
第45回 平30.5.10 田中 勝 今後の廃棄物処理と最終処分場の役割 終了
第44回 平30.2.23 小野 雄策 最終処分場や不法投棄現場における硫化水素の発生とその防止対策 ―含鉄土壌や含鉄資材による防止技術― 終了
第43回 平29.10.27 中山 裕文 除染廃棄物仮置場におけるリモートセンシング技術の適用について 終了
第42回 平29.4.13 石井 一英 今後の廃棄物管理システムから最終処分場のありかたを考える 終了
第41回 平28.12.1 宮脇健太郎 シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討 終了
第40回 平28.8.24 大迫 政浩 除去土壌等の中間貯蔵の現状と将来展望 終了
第39回 平28.4.13 山田 正人 埋立地の安定化について考える 終了
第38回 平27.12.1 細見 正明 自然由来汚染土壌の適正処理について 終了
第37回 平27.8.18 小峯 秀雄 汚染水対策・燃料デブリ取出しから廃炉までを想定した地盤工学的新技術開発と土木技術者育成の必要性 終了
第36回 平27.2.3 横山 信吾 放射能汚染と今後に向けて 終了
第35回 平26.4.11 林 正樹 産業廃棄物不法投棄現場の修復の現状 終了
第34回 平25.11.25 上田 滋夫 放射性廃棄物の対応(セシウム吸着、封じ込め、遮蔽) 終了
第33回 平25.3.8 大野 文良 中間貯蔵施設に関して 終了
第32回 平24.11.16 川口 光雄 放射性物質除染技術の現状と課題 終了
第31回 平24.7.20 海老原正明 放射性物質除染現場からの報告(体験報告) 終了
第30回 平24.4.20 小谷 克己 生活と放射能(除染事業関連の放射能) 終了
第29回 平23.4.22 宇佐見貞彦 震災廃棄物処理を考える 終了
第28回 平23.2.25 小日向 隆 最終処分場と地球温暖化 終了
第27回 平22.12.08 加藤 隆也 処分場設計計画の常識?非常識? 終了
第26回 平22.10.22 木塚 正純 最終処分場関係者に役立つガイドブックとブログ奮闘報告 終了
第25回 平22.8.20 羽染 久 最終処分場の整備促進策を考える 終了
第24回 平22.6.24 下村由次郎 最終処分場へのアセットマネジメントの導入 終了
第23回 平22.4.16 海老原正明 表面遮水工の漏水検知システムと修復システム 終了
第22回 平22.2.19 鴫谷 孝 「CS処分場 20年の歩み」と未来(あるべき姿) 終了
第21回 平21.12.10 加納 光 最終処分場機能検査の実施例(目視検査~抜取検査・評価まで) 終了
第20回 平21.10.23 古田 秀雄 最終処分場におけるCDM事業について 終了
第19回 平21.8.19 浦 満彦 土壌・地下水汚染浄化と埋設物 終了
第18回 平21.6.19 笹井 裕 不適正処分場適正化のための鉛直遮水工の選択事例の紹介 終了
第17回 平21.4.24 福本 二也 研究活動・成果物のこれまでと今後の展開について 終了
第16回 平21.2.13 石田 道彦 廃棄物処分場の各種遮水技術 終了
第15回 平20.12.5 柳瀬 龍二 浸出水の水温から見た安定化について 終了
第14回 平20.10.3 牛越 健一 CS処分場における無放流システムについて 終了
第13回 平20. 8.1 原田 高志 最終処分場の歴史 終了
第12回 平20. 6.13 堀井 安雄 浸出水処理のトラブル事例とその対策 終了
第11回 平20. 4.8 土居 洋一 不法投棄対策 終了
第10回 平20. 2.1 西川 光善 最終処分場の事業展開 終了
第9回 平19. 11.5 古市 徹 循環型共生社会と最終処分システム 終了
第8回 平19. 10.5 宇佐見貞彦 遮水工に関する最新の設計法 終了
第7回 平19. 8. 3 志々目正高 アンケートとヒアリングによる処分場の安全性の調査 終了
第6回 平19. 6.29 樋口 正一 処分場に関する特許のトレンド(儲かる特許の発想法) 終了
第5回 平19. 4. 6 川口 光雄 最終処分場の再生・延命化対策と施工事例 終了
第4回 平19. 2. 7 大野 文良 多重安全型処分場 終了
第3回 平18.12. 1 上田 滋夫 廃棄物処分場の即日覆土、中間覆土、最終覆土 終了
第2回 平18.10.10 小谷 克己 最終処分場の真の失敗事例 終了
第1回 平18.8.3 瀬尾 潔 地域融和型最終処分場への変遷と事例 終了

NPO・LSA 第54回技術セミナー 開催報告

  第54回技術セミナーは、環境省環境再生・資源循環局 廃棄物規制課 課長補佐 山田浩司氏を講師としてお迎えして、新宿NPO協働推進センター 501会議室にて、 「循環経済の推進に向けた環境省の取り組み」と言うテーマで2024年8月23日(金)16時30分から18時30分まで26名の参加者を得て盛況のうちに終了しました。 猛暑の中、多くの方々に参加いただきました。感謝いたします。
 前半の1時間余の講演では、環境基本計画について/環境・経済・社会の現状と課題認識、第六次基本計画の考え方、GXについて、 第五次循環型社会形成推進基本計画について 循環型社会の全体像に関する指標、我が国の現状と・課題と、解決に向けた道筋など、環境省における循環経済の 推進に向けた取組についてまとめて説明いただきました。 「まとまって話を聞けたので、非常にわかりやすかった」と多く方々のご意見をいただきました。後半の一時間の質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、 講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者同士の懇親も含め、「講師と親しく意見交換ができ、得難い機会を得て大変ありがたかった」、 「充実した時間が過ごせた」等多数のご意見をいただきました。引き続き、有志による懇親会にご参加いただきました。更に様々な議論やよもやま話などしながら熱心 に杯を傾けて夜は更けていきました。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も多数のご参加をお待ちしております。(匠の会、普及啓発委員会)

 

     
<セミナー参加者と山田講師>

 


特定非営利活動法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LSA)
 第54回技術セミナーのご案内

 この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 講師には環境問題に対する熱き思いとたっぷり詰まった経験や知識とをご披瀝いただき、その題材をもとに自由でくつろいだ雰囲気の中で質疑や意見交換を行います。 NPO・LSA会員に限らず、どなたでも自由に参加できます。
 このセミナーの目的の一つは、環境関連技術等に関する経験・知識の次世代への伝授です。 参加者の研修の場ととらえてもらっても結構です。この場を借りて、こんなことを聞きたい、 こんな意見を持っているのだが講師や参加者はどのようにお考えか等々で話し合いも行います。参加の目的は問いませんので、自由にご参加ください

◆開催日時: 令和6年8月23日(金)16時30分~18時30分
◆開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (現地対面開催でweb開催はありません)
       (添付の地図を参照願います。)
◆講 師 : 環境省 環境再生・資源循環局 廃棄物規制課 課長補佐 山田浩司氏
◆テーマ : 「循環経済の推進に向けた環境省の取組」
◆参加者 : 自由 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
       参加希望者は、下記URLの参加申込みフォームにより、お申込みください。
       参加申込みフォーム     (注)申込受付の返信は原則行いません。
◆NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
 なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。

◆参加費用: 2,000円(税込み)(当日、お支払ください。領収書をお渡しします。)




NPO・LSA 第53回技術セミナー 開催報告

 第53回技術セミナーは、一般財団法人 日本環境衛生センター 専務理事 坂川 勉氏を講師としてお迎えして、  新宿NPO協働推進センター 501会議室にて、「最終処分場の規制強化と廃止基準制定の経緯」と言うテーマで2023年9月8日(金)16時30分から18時30分まで24名の参加者を得て盛況のうちに終了しました。
 台風接近で荒天の中、多くの方に参加いただきました。感謝いたします。前半の1時間余の講演では、「平成9年の廃棄物処理法の改正により最終処分場について廃止の確認制度が設けられ、 続いて同法施行規則により廃止の基準が定められた。これらの制度改正が行われた当時は、不法投棄が増加傾向にあり、廃棄物処理施設の立地に関係者の理解が得られにくいなど、廃棄物処理をめぐる様々な課題が存在したので、 それらの課題を解決するための対策の一環として、最終処分場に関して規制が強化された。」等、最終処分場の規制強化と廃止基準制定が必要となった理由や経緯についての説明があり、法律制定の経緯や裏話など非常に興味深い内容でした。 後半の一時間の質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者同士の懇親も含め、参加者には充実した時間が過ごせたと思います。 引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただきました。更に様々な議論やよもやま話などしながら熱心に杯を傾けて夜は更けていきました。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。 次回も多数のご参加をお待ちしております。
(匠の会、普及啓発委員会)


特定非営利活動法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LSA)
 第53回技術セミナーのご案内

 この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 講師には環境問題に対する熱き思いとたっぷり詰まった経験や知識とをご披瀝いただき、その題材をもとに自由でくつろいだ雰囲気の中で質疑や意見交換を行います。 NPO・LSA会員に限らず、どなたでも自由に参加できます。
このセミナーの目的の一つは、環境関連技術等に関する経験・知識の次世代への伝授です。 参加者の研修の場ととらえてもらっても結構です。この場を借りて、こんなことを聞きたい、 こんな意見を持っているのだが講師や参加者はどのようにお考えか等々で話し合いも行います。参加の目的は問いませんので、自由にご参加ください

◆開催日時: 令和5年9月8日(金)16時30分~18時30分
◆開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
◆講 師 : 一般財団法人 日本環境衛生センター 専務理事 坂川勉氏
◆テーマ : 「最終処分場の規制強化と廃止基準制定の経緯」

◆概 要 : 平成9年の廃棄物処理法の改正により最終処分場について廃止の確認制度が設けられ、続いて同法施行規則により廃止の基準が定められた。 これらの制度改正が行われた当時は、不法投棄が増加傾向にあり、廃棄物処理施設の立地に関係者の理解が得られにくいなど、 廃棄物処理をめぐる様々な課題が存在したので、それらの課題を解決するための対策の一環として、最終処分場に関して規制が強化されたものである。 本講演では、最終処分場の規制強化と廃止基準制定が必要となった理由や経緯について説明する。

◆参加者:自由 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。 参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、 NPO・LSA事務局へメールしてください。(注)申込受付の返信は原則行いません。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。

◆参加費用: 2,000円(税込み)(当日、お支払ください。領収書をお渡しします。)


NPO・LSA 第52回技術セミナー 開催報告


第52回技術セミナーは、福岡大学 環境保全センター 教授 柳瀬龍二 教授を講師にお迎えして、
 「準好気性埋立地の早期安定化とCADによる維持管理の将来像」
・準好気性埋立地の早期安定化
・準好気性埋立構造でも浸出水の排除方法の違いによる水質への影響
・CADによる最終処分場の維持管理の将来像(情報管理の一元化)
と言うテーマで、2022年7月15日(金)15時から16時15分まで、コロナ禍のためLSA会員限定、Web開催という条件にて、50名の参加者を得て盛況のうちに終了しました。
講師の抱いたそれぞれのテーマの疑問点、問題点が提示され、講師の経験豊富な、現場を踏まえたお話は非常に興味深いものでした。
同じ準好気性埋立地でも浸出水の排除方法の違い(直接排水型と集水ピット型)によって浸出水の水質が大きく異なり、安定化促進にも影響してくる事例が多々あり、計画設計時の考え方にも十分考慮していく必要があるとの指摘や、計画・設計要領執筆時の裏話、具体的な準好気性維持のポイント、等興味ある話や質疑も多くありました。
特にCADによる最終処分場の維持管理は実際に数か所の処分場で実施されているとのことで、閉鎖、廃止 廃止後の維持管理を考えると「CADによる維持管理の将来像」は非常に示唆に富んだ興味深いもので具体的な実施に関する質問も出ました。また、これは機能検査システムにも参考になりそうとの意見も出ました。
参加者の中には講師の旧知のLSAの会員も多数いることもあり、楽しい雰囲気の中、質疑も大いに弾みました。
これからも、このようにためになって楽しい技術セミナーを開催したいと考えています。
次回も是非多数の参加お願いします。
(匠の会・普及啓発委員会)



特定非営利活動法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LSA)
 第52回技術セミナーのご案内


 この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 コロナの影響もあり、従来通りの技術セミナー開催はできないので、今回はTeamsによるWeb開催とし、LSA会員限定、会費無料で開催することにいたしました。会員各位には参加の程よろしくお願いいたします。


事業活性化委員会 匠の会

◆開催日時: 令和4年7月15日(金)15時00分~16時15分
◆開催場所: Web開催  Teams
◆講 師 : 福岡大学環境保全センター 教授 柳瀬龍二氏
◆テーマ : 準好気性埋立地の早期安定化とCADによる維持管理の将来像

◆概 要 :  技術セミナーでは理想的な準好気性埋立構造の導入に伴う効果と早期安定化及び、埋立地の長寿命化に対応したCADによる維持管理手法の将来像の2つのテーマについて講演します。  
 最終処分場は「準好気性埋立構造」を導入した準好気性埋立地が建設され、一般廃棄物最終処分場では焼却残渣の単独埋立地や残渣物主体(不燃残渣や焼却残渣)の埋立地、また、産業廃棄物最終処分場では燃え殻、ばいじん、汚泥等の管理型処分場が稼働している。海外では準好気性埋立構造の基本概念をベースにした「福岡方式」の最終処分場がアジア、アフリカ、南米で導入されつつある。
 準好気性埋立地は埋立地内部をより好気的環境に維持することが基本であり、そのための手段として、底部集排水管、竪型ガス抜き管及び横引き管等による埋立地への空気の積極的な流入促進と、可燃ガスの発生抑制及び発生する浸出水の早期排除が可能な準好気性埋立構造が導入され、その結果として埋立地の早期安定化が促進されている。しかし、国内においては底部集排水管・竪型ガス抜き管の目詰まりによる空気流入の縮小(抑制)、浸出水の内部滞水(又は滞留時間の長期化)による水質の悪化(高pH化、有機物・無機物の高濃度化)等、可燃ガス・硫化水素等の発生など埋立地の早期安定化を阻害しているケースが見られる。海外では「福岡方式」を導入した埋立地でも、浸出水が内部滞水し黒色の浸出水や可燃ガスによる火災等が起きるなど、本来の準好気性埋立構造が機能せず、嫌気的環境下の準好気性埋立地となっているケースが多く見られる。
 一方で、同じ準好気性埋立地でも浸出水の排除方法の違い(直接排水型と集水ピット型)によって浸出水の水質が大きく異なり、安定化促進にも影響してくる事例が多々あり、計画設計時の考え方にも十分考慮していく必要がある。このように、埋立地の事例等を交えて準好気性埋立構造を導入した理想的な埋立地を解説する。  
次に、最終処分場は埋立開始から閉鎖・廃止及び跡地利用に至るまでの期間が長期化する中、埋立地の長寿命化に対応した効果的な維持管理手法が要求されてきている。最終処分場は埋立開始から閉鎖・廃止及び跡地利用まで、維持管理に係る基準のア)埋立容量や埋立残余容量の算出、イ)廃止基準に係る調査の実施、ウ)環境管理を遵守し、運営管理を実施しながらこれらに関する情報を的確に記録する必要がある。しかし、埋立地に関する情報が逸散すると、埋立地の問題発生時の対応や廃止及び跡地利用時の基礎的な情報不足等が懸念されるため、埋立地に係る情報の一元管理が必要不可欠である。  そこで、埋立地の効率的な維持管理を遂行していくために、埋立地に関する必要な情報をより発展的に活用する手法として、埋立地のCADデータをベースに、①埋立残余量と残余容量の算出、②埋立廃棄物(マニフェスト管理を含む)の埋立量とその位置情報の把握、③埋立進捗状況の管理(CAD図面・写真・ビデオ)、④埋立地の各種施設の施工管理(区画堤・遮水工管理、ガス抜き管、雨水排除区画等)など、これらの情報を一元化し、どの情報ともリンクさせたツール「最終処分場総合情報管理システム」を用いて、埋立計画・管理や諸問題への対応を可能にした埋立地の事例を紹介する。  
以上、今回の技術セミナーで紹介した事例に対するLSA会員の皆様のご意見を頂戴し、今後の最終処分場について議論できたら、と考えています。

◆参加者:
LSA会員に限定させていただきます。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
締め切り 2022年7月8日(金)とします。
申込者には後程招待メールをお送りいたします。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。

(注)申込み受付の返信は原則行いません。

◆参加費用:無料。



NPO・LSA 第51回技術セミナー 開催報告


 第51回技術セミナーは、国立研究開発法人国立環境研究所 福島地域共同研究拠点 室長 遠藤和人氏 を講師にお迎えして、
「洗い出し、キャッピング、拡張申請など、最近の最終処分場について思うこと」と言うテーマで、2021年10月1日(金)15時から17時まで、(予定の時間をオーバーして講師にはご迷惑をおかけしたかもしれません)コロナ禍のためLSA会員限定、Web開催という条件にて、60名の参加者を得て好評のうちに終了しました。
・準好機性埋立と洗い出しについて思うこと
・処分場ガスについて思うこと
・キャッピングについて思うこと
・拡張申告について思うこと
等に実地を踏まえての講師の抱いたそれぞれの疑問点、問題点が提示され、それらをもとに洗い出し、水収支、処分場ガスなどに関しては特に活発な質疑応答、意見交換が行われました。「廃止したら、その処分場は安定していて、ガスも出ないし、汚水も生じない」という思想が最も危険というコメント(遠藤さんの個人的な意見という注があるが)は全くその通りであると思いました。
LSAとしても様々な関連技術、知見を有しているので是非にも遠藤さんと議論を深め、共同で何かできればとの意見も出てきました。対面のセミナーであればこの辺の議論がもっとフランクにそして活発にできたにと大変残念な気もしました。
予定した時間よりかなりオーバーしたのは司会の不手際もありましたが参加者の熱心な質疑とそれに対して遠藤さんが長時間付き合っていただいたせいでもありました。主催者としては感謝の気持ちでいっぱいです。
次回もためになって楽しい技術セミナーを開催したいと考えていますので是非参加お願いします。
(匠の会・普及啓発委員会)



特定非営利活動法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LSA)
 第51回技術セミナーのご案内


 この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 コロナの影響もあり、従来通りの技術セミナー開催はできないので、今回はTeamsによるWeb開催とし、LSA会員限定、会費無料で開催することにいたしました。会員各位には参加の程よろしくお願いいたします。


◆開催日時: 令和3年10月1日(金)15時00分~16時15分
◆開催場所: Web開催  Teams
◆講 師 : 国立環境研究所 福島地域協働研究拠点(廃棄物・資源循環研究室)室長 遠藤和人氏
◆テーマ : 洗い出し、キャッピング、拡張申請など、最近の最終処分場について思うこと

◆概 要 : 最終処分場は安定化しなければならず、その安定化のためには洗い出しが必須である、という考え方がある。多くの場合には洗い出しは有効な安定化方策であるが、最終処分場の安定化=洗い出し、と盲信してしまい、飛灰や脱塩飛灰等の埋立処分においても洗い出しを促進させている事例も散見される。交付金の制度上の問題もあると思われるが、一般廃棄物であったとしても埋め立てられる品目によって維持管理を変えた方が良い場合も多いと思われる。そのため、事故由来放射性物質により汚染された廃棄物の埋め立てにおいて求められるキャッピングについて、自治体から安定化しないのでやりたくない、との意見をよく聞く。一方で、洗い出しするべきと思われる最終処分場であっても、維持管理費削減のためにシートキャッピングを施している最終処分場も多い。これがグッドプラクティスとして取り扱われることもあるが、構造基準にないシートキャッピングによって安定化が遅れ、浸出水量が減ったとしても水質が改善されない事例や、水みちが限定的になることで見掛け上、浸出水水質が改善される事例もある。このような最終処分場の廃止判定は難しく、シートキャッピングが破損すると、将来的に排水基準を超過する浸出水が放流される可能性も否定できない。  新規最終処分場の建設が難しく、住民合意に少なくとも数年以上を要することから、産業廃棄物を中心に拡張申請の事例が増加していると思われ、今後もその傾向が継続するように想像される。しかしながら、拡張申請時の構造安定性や、現処分場の健全性を評価する手法は限られており、ガイドラインやマニュアル等も整備されていない。そのため、地耐力調査を実施せずに、現処分場の設置申請時の地盤定数等を用いて拡張申請時の安定計算等を実施するケースが多いと感じている。処分場技術者としては、ボーリング等調査を行って現処分場の地耐力等を把握するべきと考えるが、自治体としてそれを遂行できるだけの根拠が無いため、結果的には調査なしでの拡張を議論せざるを得ない状況と考えられる。  平成10年の共同命令改正以降、形質変更や廃水銀埋立処分に係る法改正が行われてきたが、基本的には廃棄物最終処分場の適正化は成し遂げられたと国は認識しているように思え、脱炭素を兼ねた施設更新など、温暖化対策という舵取りに変わってきた。しかし、平成10年以降に整備された最終処分場が廃止を迎えるのはこれからであり、改めて現在の最終処分場を見つめ直し、今後も最終処分場を適正に、かつ健全に保つために十分な状況であるか、を考えても良いと思っている。  以上、随筆的に勝手な事を記したが、講演会ではなく技術セミナーであることから、LSA会員の皆様のご意見を頂戴し、今後の最終処分場について思うことを議論できたら、と考えている。

◆参加者:
LSA会員に限定させていただきます。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
締め切り 2021年9月24日(金)とします。
申込者には後程招待メールをお送りいたします。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。

(注)申込み受付の返信は原則行いません。

◆参加費用:無料。



NPO・LSA 第50回技術セミナー 開催報告


 第50回技術セミナーは、九州大学大学院 島岡隆行 教授 を講師にお迎えして、
「IoT導入による全球的埋立地の管理に向けて」と言うテーマで、2021年1月13日(水)10時から11時15分まで、コロナ禍のため(しかも非常事態宣言発令下でもあり)、LSA会員限定、Web開催という条件にて、30数名の参加者を得て好評のうちに終了しました。
 リモセン技術を適用した廃棄物埋立地の管理に関する今までの取り組みと今後の展開という内容で、今までの取り組み(1990~2010年代)と今後の展開や構想(2020年代)の話をされ、これらの技術の将来的な展望など、興味の尽きない内容でした。先生の言われる通り、「廃棄物埋立地内部及び自然と埋立地境界での物理・化学的情報を取得し、IoTを活用して、高度な埋立地の管理を実現することが期待される。さらに、廃棄物埋立処分は、地球環境問題や気候変動と深く関わっており、全球的埋立地の管理、監視が不可能ではなくなりつつある。多くの技術的課題を解決する必要があるが、IT技術の進展は目覚ましく、実現できる時代に入ったと考える」から、これからの展望について、再度講演をお願いしたいとの声も多数ありました。
 初めてのWeb開催ということもあり、主催者側の不慣れから一部の参加者にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。また、対面でざっくばらんな雰囲気の中で講師の先生や参加者同士で議論できることが技術セミナーの特徴なのですが、今回は十分な質疑応答もできませんでした。これらを主催者側の反省材料として次回以降に生かしてゆきたいと考えています。(匠の会 普及啓発委員会)




NPO・LSA 第49回技術セミナー 開催報告


 第49回技術セミナーは、京都大学大学院地球環境学堂 浅利美鈴 准教授 を講師にお迎えして、新宿NPO協働推進センター 501会議室にて、「ごみ処理に立ちはだかる壁 家庭ごみ、災害廃棄物、有害廃棄物等から考える」と言うテーマで2019年12月9日(月)16時30分から18時30分まで25名の参加者(会員外5名)を得て盛況のうちに終了しました。
「家庭形有害廃棄物などを対象に、適切な循環・廃棄を含む製品管理システムの構築を目指し、物質フローや消費者行動のモデルを検討し、特に問題となっている、地球温暖化に伴う異常気象から引き起こされる災害廃棄物の適切な処理についても言及する。」と言う内容で、先生の学生時代の活動から始まり、多くの写真等による具体的で興味深い内容の連続であり、現在我々が考えなければならないことが多く含まれておりました。鞄の中のプラスチックは社会人も平均80程度あるとの事で、これらがいかに生活に密着しているかを知らされました。環境に負荷を与えないためにどうプラスチックを減らしてゆけるか、その結果のエコノミイ活動とエコロジイ活動のバランスをどうとるとか、そして、我々のライフスタイルを見直してゆく必要がありそうに思えました。意見交換会も熱い議論が繰り広げられ、第2弾の講演を希望するとの意見もありました。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお待ちしております。(匠の会、普及啓発委員)



<浅利先生の講習風景>





NPO・LSA 第49回技術セミナーのご案内


◆開催日時: 令和元年12月9日(月)16時30分~18時30分
◆開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
◆講 師 : 京都大学大学院地球環境学堂 准教授 浅利美鈴氏
◆テーマ : 「ごみ処理に立ちはだかる壁
              ~家庭ごみ、災害廃棄物、有害廃棄物等から考える」
◆概 要 : ごみ削減やリサイクルは進んできましたが、いくつか残された課題があり、また昨今は、プラスチックごみや食品ロス、災害廃棄物なども注目を集めています。これらの実態について、40年間、京都大学と京都市により続けられてきた家庭ごみ再組成調査など、現場重視で追いかけてきた様子を紹介頂くと同時に、新たな課題や積み残しの課題と言える災害廃棄物や有害廃棄物について、会場も交えた情報共有を行います。
◆参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
  ・なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。
  (注)申込受付の返信は原則行いません。定員に達したときは、ホームページで告知するとともに、参加できない申込者には事務局からその旨ご連絡いたします。
◆参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
 詳細は、こちらからダウンロードして下さい。




NPO・LSA 第48回技術セミナー 開催報告


 第48回技術セミナーは、北海道大学 大学院 佐藤努教授 を講師としてお迎えして、新宿NPO協働推進センター 501会議室にて、「ポスト3.11の放射性廃棄物処分場工学」と言うテーマで2019年5月21日(木)16時30分から18時30分まで43名の参加者(会員外17名)を得て盛況のうちに終了しました。
 大雨警報が出される荒天にもかかわらず多くの方に参加いただき有難うございました。
 前半の1時間余の講演では、先生が憶えてほしい欲しいと言う、トランスサイエンス(科学に問うことはできるが、科学によってのみでは答えることのできない問題と定義される概念)と先生提唱のナラテイブ.ベイスト.エンジニアリング(ナラテイブ=物語)を覚えてほしいと言われた。
 ナラテイブ.ベイスト.エンジニアリングという聞きなれないタームは体全体で感じながらもの作りをしてゆく匠の世界(匠の会)に通じるように思いましたし、住民合意形成にも重要な考え方と思いました。またナチュラル・アナログの手法も高レベル放射性廃棄物だけでなく、これからの一般廃棄物処分のありようにつき非常に示唆的に感じました。後半の1時間の質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。
 参加者同士の懇親も含め、参加者には充実した時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただきました。更に様々な議論やよもやま話などしながら熱心に杯を傾けて夜は更けていきました。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお待ちしております。(匠の会、普及啓発委員会)


<熱心に講義を聴く参加者>





NPO・LSA 第48回技術セミナーのご案内


開催日時: 2019年5月21日(火)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 北海道大学大学院工学研究院 環境循環システム部門 環境地質学研究室 佐藤 努 教授
テーマ : 「ポスト3.11の放射性廃棄物処分工学」
概 要 : 福島第一原子力発電所の事故をきっかけとして、我が国でも社会の中での科学技術のあり方について頻繁に議論されるようになりました。事故以前から議論を進めてきた放射性廃棄物処分も例外でなく、トランスサイエンス(科学に問うことはできるが、科学だけでは答えることができない問題群)としての問題意識が顕在化してきました。そのような中で、放射性廃棄物処分の社会実装のために、エンジニアとしてどのようにステークホルダーとコミュニケーションをしていくべきかが問われるようになってきました。 本講演では、福島第一原子力発電所の事故によって我々の放射性廃棄物処分工学を取り巻く状況がどのように変貌したかについてレビューするとともに、効果的なステークホルダーとコミュニケーションのためのナラディブ・ベイスト・エンジニアリング(物語に基づく工学)の重要性を紹介します。また、ナラティブ・ ベイストな地層処分研究としてのナチュラルアナログ研究の重要性について、講師の関わってきたナチュラルアナログ研究の事例と共に説明します。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
  ・なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
詳細は、こちらを参照願います。




NPO・LSA 第47回技術セミナー 開催報告


 第47回技術セミナーは、国立研究法人 土木研究所 地質地盤グループ 地質チーム 主任研究員 品川 俊介氏を講師としてお迎えして、新宿NPO協働推進センター 501会議室にて、「公共工事における自然由来重金属などを含む廃土への対応」今後の廃棄物処理」と言うテーマで2018年12月13日(木)16時30分から18時30分まで31名の参加者(会員外13名)を得て盛況のうちに終了しました。
 前半の1時間余の講演では、まず、社会問題の事例、発生土とリサイクルの現状などの説明、また発生土の取り扱いについての土壌汚染対策法の影響については、不適切な適用は社会的な損失であるとのコメントはなるほどと思いました。そして、自然由来重金属を含む土への対応、などの話があり、特にいくつかの事例報告が面白く興味深いものでした。後半の一時間の質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者同士の懇親も含め、参加者には充実した時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただきました。更に様々な議論やよもやま話などしながら熱心に杯を傾けて夜は更けていきました。
 次回の技術セミナーは同会場にて、5月21日(火) 北海道大学の佐藤努教授を講師として「放射性廃棄物の処理」(仮題)での開催を予定しています。 詳しい内容は後程HPなどでお知らせいたします。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお待ちしております。(匠の会、普及啓発委員会)





NPO・LSA 第47回技術セミナーのご案内


開催日時: 平成30年12月13日(木)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 国立研究開発法人 土木研究所 地質地盤グループ 地質チーム 主任研究員 品川俊介氏
テーマ : 「公共工事における自然由来重金属等を含む発生土への対応」
概 要 : 土壌汚染対策法の施行を一つの契機として、発生土に自然由来で含まれる重金属等の環境安全性が取りざたされるようになってきた。土壌汚染対策法の対象外の自然由来重金属等を含む発生土の取扱いに関し、平成22年に国土交通省が主催する委員会が「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル(暫定版)」をとりまとめ、現在現場で活用されている。本マニュアルは刊行から8年経過し、対応事例が増えてきたことから、土壌汚染対策法の改正を機に本マニュアルについてもよりよいものに改訂することを計画している。本講演では、これまで個別の現場で工夫されてきた対応事例を踏まえたマニュアルの改訂の方向性を示す。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
  ・なお、本件に関しての問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
詳細は、こちらを参照願います。





NPO・LSA 第46回技術セミナー 開催報告


 第46回技術セミナーは、国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 循環型社会システム研究室(兼務)災害環境マネジメント戦略推進オフィス 特別研究員 森朋子先生を講師としてお迎えして、新宿NPO協働推進センター(高田の馬場)501会議にて、「廃棄資源循環分野における人材育成の課題と展望~災害廃棄物対策を例として~」と言うテーマで2018年9月20日(木)16時30分から18時30分まで20名の参加者(うち会員外1名)で、タイムリーな話題でもあり、盛況のうちに終了しました。
 前半の1時間余の講演では、「日本って最近災害が多く、平時と災害時の隙間がなくなっているよね」という話や、災害時の人材育成だけでなく、一般的な人材育成にもつながる話が多く、社内教育にも応用したいという意見もありました。現場を踏まえた、面白い話も多くありました。災害時に必要な能力として「スキル、知識、マインド」があり、特にマインドが重要(得るのが難しい?) という話には、なるほどと思わせられました。また、後半のざっくばらんな質疑応答時間も和やかな雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回っていただき、ひざを突き合わせて、更に熱心な議論が行われました。参加者の方々には楽しく、充実した時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただきました。様々な議論やよもやま話などしながら杯を傾けて雨の夜は更けていきました。
 次回の技術セミナーは同会場にて、12月13日(木)土木研究所の品川俊介先生を講師として「自然由来重金属等を含む建設発生土の処理」(仮題)での開催を予定しています。 詳しい内容は後程HPなどでお知らせいたします。
 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお待ちしております。     (匠の会、普及啓発委員会)


<講演中の森先生>





NPO・LSA 第46回技術セミナーのご案内


開催日時: 平成30年9月20日(木)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 国立研究開発法人 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 森朋子氏
テーマ : 「廃棄物資源循環分野における人材育成の課題と展望~災害廃棄物対策を例として~」
概 要 : 今後日本の社会が人口減少に転じ、働き手の不足が懸念される中、効果的な人材育成は組織および業界全体の発展にとって重要なテーマである。特に廃棄物資源循環分野では、豊富な現場経験を有し、数としても多い団塊世代の引退が進むにつれて、処理の現場で培われた知見が十分に若手世代に引き継がれない事例が散見されており、平時の職務を通したOJT(On the job training)と、研修等のOFF-JT(Off the job training)を上手く組み合わせて、知見伝承と人材育成を効率的に進めることが求められている。
自治体職員にとっての災害廃棄物対策は、普段の廃棄物処理に関わる知識・ノウハウと、災害時特有の能力、さらには組織としての対応力が求められる業務であり、これまで様々な人材育成の取り組みが進められてきた。セミナーでは、人材育成に係る既存研究の知見と、災害廃棄物対策の分野で取り組まれてきた人材育成の理論・実践を紹介するとともに、これからの廃棄物資源循環分野における人材育成の課題と展望について述べる。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
(注)・申込み受付の返信は原則として行いません。
  ・定員に達したときは、ホームページで告知するとともに、参加出来ない申込者には事務局からその旨ご連絡いたします。
  ・当セミナーに関してのお問い合わせはNPO・LSA事務局までお願いします。
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
詳細は、こちらを参照願います。





NPO・LSA 第45回技術セミナー 開催報告


 第45回技術セミナーは、岡山大学名誉教授、(公財)廃棄物3R研究財団理事長、㈱廃棄工学研究所・所長 田中勝先生を講師としてお迎えして、新宿NPO協働推進センター田の馬場)501会議にて、「今後の廃棄物処理と最終処分場の役割」と言うテーマで2018年5月10日(木)16時30分から18時30分まで50名の参加者(うち会員外10名)を得て盛況のうちに終了しました。  前半の1時間余の講演では、世界の廃棄物処理の潮流、環境構築への取り組み、自然発生社会構築の取り組み、低炭素社会構築の取り組み、日本の廃棄物処理の現状、今後の廃棄物処理の在り方、最終処分場の課題、最終処分場の役割を示唆に富んだ内容でわかり易く話をしていただきました。廃棄物適正処理の高レベル化とコストの関係は発展途上国から先進国まで、それぞれの国ができる範囲で最良の取り組を行うしかなく、廃棄物処理は文化であるという言葉が思い出されました。特に廃棄物施設はNIMBY(not in my back yard)からPIMBY(please in my back yard)へと変わっていくべきであるとか、廃棄物処理に関しては「ほどほど=ほどよい」が良いと言う、いかにも田中勝先生の講演というべき内容がちりばめられたものでした。面白い内容に予定していた時間を超えてしまいました。後半のざっくばらんな質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者には充実した時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただきました。様々な議論やよもやま話などしながら杯を傾けて夜は更けていきました。
 次回の技術セミナーは9月頃の開催を予定しています。  
このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。 次回も是非多数のご参加をお待ちしております。     (匠の会、普及啓発委員会)


<熱心に聴講する参加者>





NPO・LSA 第45回技術セミナーのご案内


開催日時: 平成30年5月10日(木)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 岡山大学名誉教授、(公財)廃棄物3R研究財団理事長、
       ㈱廃棄物工学研究所・所長 田中 勝先生
テーマ : 「今後の廃棄物処理と最終処分場の役割」
概 要 : 世界の廃棄物処理の潮流と日本の廃棄物処理の現状を振り返りながら、今後の廃棄物処理の在り方、最終処分場の課題を踏まえた最終処分場の役割を考察したい。 世界の廃棄物処理には3Rの推進を図る循環型社会と、質の高い適正処理を確保して自然共生社会と、廃棄物を利用して化石資源の消費を抑制する低炭素社会を目指す三つの潮流が見られる。日本の廃棄物処理は一般廃棄物と産業廃棄物の処理責任を自治体と排出事業者に与え、生活環境の保全、公衆衛生の向上を目的に安全で安定的な処理に優先して取り組んできた。今後の廃棄物処理に求められているのは、廃止を念頭に置いた最終処分場、中間処理、分別収集であり、質の高い処理サービスを安価に提供することである。そのためには3Rを進めながら物質回収、エネルギー回収して経済的な便益を生み出して、排出者の費用負担を最大限減らす処理サービスを提供することである。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
(注)・申込み受付の返信は原則として行いません。
  ・定員に達したときは、ホームページで告知するとともに、参加出来ない申込者には事務局からその旨ご連絡いたします。
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
詳細は、こちらを参照願います。





NPO・LSA 第44回技術セミナー 開催報告


 第44回技術セミナーは、環境大臣・国土交通省認可 建設廃棄物協同組合 顧問 小野 雄策氏を講師として、お迎えして、新宿NPO協働推進センター(高田の馬場)501会議室にて、「最終処分場や不法投棄現場における硫化水素の発生とその防止対策―含鉄土壌や含鉄資材による防止技術―」と言うテーマで2018年2月23日(金) 16時30分から18時30分まで30名の参加者(うち会員外6名)を得て、盛況のうちに終了しました。 前半の1時間余の講演では、硫化水素の発生と含鉄土壌、含鉄資材を用いた防止対策について、理論的な話だけではなく実験データや現場での実施例などを踏まえた非常にわかりやすく、興味深い話をしていただきました。特に現場での実施例などは非常に面白く、質問も多く活発な質疑応答がなされ、予定していた時間を超えてしまいました。後半のざっくばらんな質疑応答時間も和気あいあいの雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただき、議論し、あるいは、更にざっくばらんな話をしながら杯を傾けて、活発な議論(?)をしながら夜は更けていったとのことです。 次回、45回技術セミナーは5月10日(木)に、田中勝先生(岡山大学名誉教授、(公財)廃棄物3R研究財団理事長、㈱廃棄物工学研究所・所長)の「今後の廃棄物処理と最終処分場の役割」を開催予定です。 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)


<熱心に聴講する参加者>





NPO・LSA 第44回技術セミナーのご案内


開催日時: 平成30年2月23日(金)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 環境大臣・国土交通省認可 建設廃棄物協同組合 顧問 小野 雄策氏
      (元埼玉県環境科学国際センター 廃棄物管理G長、元日本工業大学 教授)
テーマ : 「最終処分場や不法投棄現場における硫化水素の発生とその防止対策」
       ―含鉄土壌や含鉄資材による防止技術― 
概 要 : 1999年(H11)に福岡市筑紫野市の安定型最終処分場内の送水槽で3人の作業員が死亡した事例から硫化水素は社会問題となり、元福岡大学工学部教授の花嶋正孝先生を座長として旧厚生省により小野らを含めた6人が集められ検討を開始した。硫化水素ガスの発生条件や原因を整理し,「廃棄物最終処分場における硫化水素対策検討会報告書(旧厚生省)」として2000年(H12)に発表した。さらに、硫化水素問題の総説的な研究報告書として、国立環境研究所から「安定型最終処分場における高濃度硫化水素発生機構の解明ならびにその環境汚染防止対策に関する研究」(井上雄三編)にも参加し2005年(H17)に発表された。
これらの成果は現場ではなかなか利用されておらず、未だに硫化水素の発生が問題となっていることが多い。そこで、これらの資料と私の研究成果を合わせて、硫化水素の発生機構や自然のサイクルに合わせた含鉄土壌や含鉄資材(産業廃棄物)の利用方法を示し、最終処分場や不法投棄現場に合わせた硫化水素の発生防止技術について提案する。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
(注)・申込み受付の返信は原則として行いません。
  ・定員に達したときは、ホームページで告知するとともに、参加出来ない申込者には事務局からその旨ご連絡いたします。
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。)
詳細は、こちらを参照願います。





NPO・LSA 第43回技術セミナー 開催報告


 第43回技術セミナーは、九州大学大学院工学研究院環境社会部門 准教授の中山裕文先生を講師として、お迎えして、新宿NPO協働推進センター(高田の馬場)501会議室にて、「除染廃棄物仮置き場におけるリモートセンシング技術の応用について」と言うテーマで2017年10月27日(金) 16時30分から18時30分まで30名の参加者(うち会員外13名)を得て、盛況のうちに終了しました。 前半の1時間の講演では、1.ドローンにより撮影された画像によるグラフィカルな自己紹介、2.これまでの研究紹介、3.除染廃棄物仮置き場におけるリモートセンシング技術の応用について(1)キャッピングの歪、応力の推定(2)キャッピング表面の破損部の検出等、非常にわかりやすく、興味深い話をされました。キャッピング破損部の誤認が鳥の糞であったなど面白い紹介が多数あり、誤検出低減のための各種フィルタ開発+多数のデータを用いた機械学習(AI)は有効である等、非常に示唆に富んだ話がたくさんありました。後半のざっくばらんな質疑応答時間もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師には各テーブルを回って個別に話をしていただきました。参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。引き続き、有志による懇親会にも先生にご参加いただき、議論したり、あるいは、更にざっくばらんな話をしながら杯を傾けて夜は更けていったとのことです。 次回、44回技術セミナーは来年2月に、小野雄策先生(元日本工業大学教授)の「最終処分場や不法投棄現場における硫化水素の発生とその防止対策」-含鉄土壌や含鉄資材による防止技術-を開催予定です。 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。次回も是非多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)


<熱心に聴講する参加者>





NPO・LSA 第42回技術セミナー 開催報告


 第42回技術セミナーは、北海道大学大学院工学研究院准教授であり、当協会副理事長兼研究展開委員長の石井一英先生を講師として、「今後の廃棄物管理システムから最終処分場のありかたを考える」というテーマで、2017年4月13日(木)に31名の参加者(うち会員外5名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 最初の1時間以上に及ぶ講演では、①今後の廃棄物処理システムに求められること、②自身の考え方と問題意識の所在、③EU(特にドイツ)で何が起こったか~MBT~④日本のシステムチェンジはあり得るか?⑤将来の最終処分場のあり方と、内容は単なる技術論だけではなく文化論も含む示唆に富んだ面白い話がたくさんあり、久しぶり(!?)に大学の環境学概論を聞く思いとの声が多くありました。まさに「廃棄物処分は文化である」とのラファエル・コスの講演を思い出しました。引き続くざっくばらんな質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師に各テーブルを回って個別に話をしていただきました。聴衆にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
 引き続き有志による懇親会にも先生にご参加いただき、議論、あるいは、ざっくばらんな話をしながら杯を傾けて夜は更けていったとのことです。
 このように「ためになってしかも楽しい」技術セミナーですので是非、次回にも多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)


<石井先生の講演風景>





NPO・LSA 第41回技術セミナー 開催報告


第41回技術セミナーは、明星大学理工学部総合理工学科環境科学系教授の宮脇健太郎氏を講師にお迎えして、「シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討」というテーマで30名の参加者(うち会員外12名)を得て、盛況のうちに終了しました。 最初の1時間以上に及ぶ熱の入った講演では福島の汚染物質処理から中間貯蔵・最終処分への流れから始まり、実験データをもとにした各種吸着材料のセシウム吸着能力の報告を中心として興味が尽きない話題を提供していただくとともに、これからの中間貯蔵への技術的な提案等々、有益な話をたくさん話していただきました。 引き続く質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、宮脇先生に各テーブルを回って参加者個別に話をしていただきました。参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。 セミナー後の有志20名余による忘年会を兼ねた懇親会にもご参加いただき、セミナー関連の様々な議論やざっくばらんな話に花が咲き、杯を傾けつつ夜は更けていきました。 次回第42回技術セミナーは2017年4月に 北海道大学の石井一英准教授に講師をお願いする予定です。詳しい日程やテーマなどは、決まり次第ホームページに掲載いたします。 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。多数のご参加をお待ちしています。(匠の会、普及啓発委員会)


<宮脇先生の講演風景>          <熱心に聞き入る参加者>



第40回 NPO・LSA技術セミナー 開催報告


 第40回技術セミナーは、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターの大迫政浩センター長を講師にお迎えして、「除去土壌等の中間貯蔵の現状と将来展望」というテーマで55名の参加者(うち会員外14名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 最初の1時間半に及ぶ熱の入った講演では、非常にホットで、特に将来の展望がどうなるのか興味が尽きない話題であり、除去土壌等の最終処分への道のりが示され、現状の紹介からセシウム吸着の技術的な解明と処理方法、そして汚染土壌の処理の現実と問題点がわかりやすく説明されました。特に将来の展望としての最終処分の問題点が示され、技術的な問題よりも、いかに福島県外の地域住民へ納得いく説明ができるかが難しそうと思われる等々、興味深い話がたくさんありました。
 引き続く質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師に各テーブルを回って個別に話をしていただき、参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
引き続き有志10名余による懇親会にも先生にご参加いただき、議論を深める者あり、旧知を温める者ありと、更にざっくばらんな話で夜は更けていきました。
 次回の技術セミナーは、12月1日(木)に明星大学の宮脇健太郎教授に「シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討」というテーマで、放射性廃棄物の吸着についてお話していただきます。
 このように「ためになってしかも楽しい」技術セミナーです。多数のご参加をお待ちしています。(匠の会、普及啓発委員会)



第39回 NPO・LSA技術セミナー 開催報告


 第39回技術セミナーは、国立環境研究所 山田正人先生を講師として、新宿NPO協働推進センター(高田馬場)にて、「埋立地の安定について考える」と言うテーマで2016年4月13日に44名の参加者(うち会員外7名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 現在の埋立地の安定化というより、さらに大きなコンセプトである、廃棄物の封じ込め、あるいは水を廃棄物中に入れないことによる有害物の土圏への拡散を防止する、故にキャッピングが重要であるということなどを話していただきました。
 低レベル放射性廃棄物の処分コンセプトと同様に土圏の水の流れを考慮して天然バリアの中での(遮水層中での)廃棄物(あるいは廃棄物中の重金属など有害物)のゆっくりとした移動の検討など、新しいコンセプトの話を中心に興味深い話がたくさんありました。
 質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師が各テーブルを回って個別に話をしていただき、聴衆にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
 引き続き有志10名余による懇親会にも先生にご参加いただき、更に議論を深め、あるいは、ざっくばらんな話をして夜は更けていきました
 このように「ためになって楽しい」技術セミナーですので是非、次回にも多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)



<山田正人先生の講演を熱心に聴く参加者>