NPO・LSA 技術セミナー

 NPO・LSAサロンは、NPO・LSA技術セミナーに発展的に改称しました。 この技術セミナーは環境分野で活躍し豊富な経験をお持ちの方々や、関連する分野の専門家の方々を講師に迎えての勉強会であり、意見交換会です。 講師には環境問題に対する熱き思いとたっぷり詰まった経験や知識とをご披瀝いただき、その題材をもとに自由でくつろいだ雰囲気の中で質疑や意見交換を行います。 NPO・LSA会員に限らず、どなたでも自由に参加できます。 このセミナーの目的の一つは、環境関連技術等に関する経験・知識の次世代への伝授です。参加者の研修の場ととらえてもらっても結構です。この場を借りて、こんなことを聞きたい、こんな意見を持っているのだが講師や参加者はどのようにお考えか等々で話し合いも行います。参加の目的は問いませんので、自由にご参加ください。

NPO・LSA 第42回技術セミナー 開催報告


 第42回技術セミナーは、北海道大学大学院工学研究院准教授であり、当協会副理事長兼研究展開委員長の石井一英先生を講師として、「今後の廃棄物管理システムから最終処分場のありかたを考える」というテーマで、2017年4月13日(木)に31名の参加者(うち会員外5名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 最初の1時間以上に及ぶ講演では、①今後の廃棄物処理システムに求められること、②自身の考え方と問題意識の所在、③EU(特にドイツ)で何が起こったか~MBT~④日本のシステムチェンジはあり得るか?⑤将来の最終処分場のあり方と、内容は単なる技術論だけではなく文化論も含む示唆に富んだ面白い話がたくさんあり、久しぶり(!?)に大学の環境学概論を聞く思いとの声が多くありました。まさに「廃棄物処分は文化である」とのラファエル・コスの講演を思い出しました。引き続くざっくばらんな質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師に各テーブルを回って個別に話をしていただきました。聴衆にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
 引き続き有志による懇親会にも先生にご参加いただき、議論、あるいは、ざっくばらんな話をしながら杯を傾けて夜は更けていったとのことです。
 このように「ためになってしかも楽しい」技術セミナーですので是非、次回にも多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)


<石井先生の講演風景>


NPO・LSA 第42回技術セミナーのご案内


開催日時: 平成29年4月13日(木)16時30分~18時30分
開催場所: 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (添付の地図を参照願います。)
講 師 : 北海道大学大学院工学研究院 環境創生工学部門循環計画システム研究室
       准教授 石井 一英 氏
テーマ : 「今後の廃棄物管理システムから最終処分場のありかたを考える」
概 要 : 今後の廃棄物管理システムは、①人口減少、少子高齢化、さらなる3Rの推進によるごみ量や質の変化、②財政難によるコストの効率化、③温室効果ガス削減などの環境制約、④エネルギーやリン資源など地球規模の資源制約を考慮する必要がある。すなわち、右肩上がりの計画・設計、焼却システムを中心とした画一的なシステムを構築すれば良い時代は終わりつつある。  このような状況下で、今後の廃棄物管理システムは、どのように変わって行くのだろうか。いや、変えなければいけないのか。  廃棄物管理システムの基本的な考え方は、発生抑制・再生利用の2Rの部分以降に着目すると、A:人による分別、B:収集・運搬、C:中間処理(熱処理、機械的処理、微生物処理)、D:最終処分(あるいは一時保管)のプロセスを、人口規模などの地域特性や現行システムの内容を考慮し、いかに合理的に組み合わせるかという問題に帰着する。  特に中間処理については、「焼却」のみならず、「メタン発酵」や「コンバインドシステム」、「MBT」といった新しい技術がどのように適用されうるか、資源循環にどのような貢献をするのかについて問題提起したい。またそのような時代的文脈において、最終処分システムとして機能する最終処分場に何が求められているのか、今後の研究展望も含めて提案したい。 今回のセミナーにおいては、以上をたたき台として、皆さんと一緒に今後の廃棄物管理システムと最終処分場のあり方について語りたい。

参加者:自由
 会員に限らず、どなたでも自由参加です。先着60名様までといたします。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)を明記し、NPO・LSA事務局へメールしてください。
NPO・LSA事務局 メール:office@npo-lsa.jp
参加費用:2,000円(当日、お支払ください。) 詳細は、こちらを参照願います。


NPO・LSA 第41回技術セミナー 開催報告


第41回技術セミナーは、明星大学理工学部総合理工学科環境科学系教授の宮脇健太郎氏を講師にお迎えして、「シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討」というテーマで30名の参加者(うち会員外12名)を得て、盛況のうちに終了しました。 最初の1時間以上に及ぶ熱の入った講演では福島の汚染物質処理から中間貯蔵・最終処分への流れから始まり、実験データをもとにした各種吸着材料のセシウム吸着能力の報告を中心として興味が尽きない話題を提供していただくとともに、これからの中間貯蔵への技術的な提案等々、有益な話をたくさん話していただきました。 引き続く質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、宮脇先生に各テーブルを回って参加者個別に話をしていただきました。参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。 セミナー後の有志20名余による忘年会を兼ねた懇親会にもご参加いただき、セミナー関連の様々な議論やざっくばらんな話に花が咲き、杯を傾けつつ夜は更けていきました。 次回第42回技術セミナーは2017年4月に 北海道大学の石井一英准教授に講師をお願いする予定です。詳しい日程やテーマなどは、決まり次第ホームページに掲載いたします。 このように「ためになって、しかも楽しい」技術セミナーです。多数のご参加をお待ちしています。(匠の会、普及啓発委員会)


<宮脇先生の講演風景>          <熱心に聞き入る参加者>


第40回 NPO・LSA技術セミナー 開催報告


 第40回技術セミナーは、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターの大迫政浩センター長を講師にお迎えして、「除去土壌等の中間貯蔵の現状と将来展望」というテーマで55名の参加者(うち会員外14名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 最初の1時間半に及ぶ熱の入った講演では、非常にホットで、特に将来の展望がどうなるのか興味が尽きない話題であり、除去土壌等の最終処分への道のりが示され、現状の紹介からセシウム吸着の技術的な解明と処理方法、そして汚染土壌の処理の現実と問題点がわかりやすく説明されました。特に将来の展望としての最終処分の問題点が示され、技術的な問題よりも、いかに福島県外の地域住民へ納得いく説明ができるかが難しそうと思われる等々、興味深い話がたくさんありました。
 引き続く質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師に各テーブルを回って個別に話をしていただき、参加者にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
引き続き有志10名余による懇親会にも先生にご参加いただき、議論を深める者あり、旧知を温める者ありと、更にざっくばらんな話で夜は更けていきました。
 次回の技術セミナーは、12月1日(木)に明星大学の宮脇健太郎教授に「シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討」というテーマで、放射性廃棄物の吸着についてお話していただきます。
 このように「ためになってしかも楽しい」技術セミナーです。多数のご参加をお待ちしています。(匠の会、普及啓発委員会)


第39回 NPO・LSA技術セミナー 開催報告


 第39回技術セミナーは、国立環境研究所 山田正人先生を講師として、新宿NPO協働推進センター(高田馬場)にて、「埋立地の安定について考える」と言うテーマで2016年4月13日に44名の参加者(うち会員外7名)を得て、盛況のうちに終了しました。
 現在の埋立地の安定化というより、さらに大きなコンセプトである、廃棄物の封じ込め、あるいは水を廃棄物中に入れないことによる有害物の土圏への拡散を防止する、故にキャッピングが重要であるということなどを話していただきました。
 低レベル放射性廃棄物の処分コンセプトと同様に土圏の水の流れを考慮して天然バリアの中での(遮水層中での)廃棄物(あるいは廃棄物中の重金属など有害物)のゆっくりとした移動の検討など、新しいコンセプトの話を中心に興味深い話がたくさんありました。
 質疑応答もリラックスした雰囲気の中で行われ、講師が各テーブルを回って個別に話をしていただき、聴衆にとっても実のある時間が過ごせたと思います。
 引き続き有志10名余による懇親会にも先生にご参加いただき、更に議論を深め、あるいは、ざっくばらんな話をして夜は更けていきました
 このように「ためになって楽しい」技術セミナーですので是非、次回にも多数のご参加をお願いします。(匠の会、普及啓発委員会)



<山田正人先生の講演を熱心に聴く参加者>


これまでのNPO・LSA技術セミナーのテーマと講師

開催日 講師 テーマ 備考
第42回 平29.4.13 石井 一英 今後の廃棄物管理システムから最終処分場のありかたを考える 終了
第41回 平28.12.1 宮脇健太郎 シート状吸着材料の用途例と特性評価方法の検討 終了
第40回 平28.8.24 大迫 政浩 除去土壌等の中間貯蔵の現状と将来展望 終了
第39回 平28.4.13 山田 正人 埋立地の安定化について考える 終了
第38回 平27.12.1 細見 正明 自然由来汚染土壌の適正処理について 終了
第37回 平27.8.18 小峯 秀雄 汚染水対策・燃料デブリ取出しから廃炉までを想定した地盤工学的新技術開発と土木技術者育成の必要性 終了
第36回 平27.2.3 横山 信吾 放射能汚染と今後に向けて 終了
第35回 平26.4.11 林 正樹 産業廃棄物不法投棄現場の修復の現状 終了
第34回 平25.11.25 上田 滋夫 放射性廃棄物の対応(セシウム吸着、封じ込め、遮蔽) 終了
第33回 平25.3.8 大野 文良 中間貯蔵施設に関して 終了
第32回 平24.11.16 川口 光雄 放射性物質除染技術の現状と課題 終了
第31回 平24.7.20 海老原正明 放射性物質除染現場からの報告(体験報告) 終了
第30回 平24.4.20 小谷 克己 生活と放射能(除染事業関連の放射能) 終了
第29回 平23.4.22 宇佐見貞彦 震災廃棄物処理を考える 終了
第28回 平23.2.25 小日向 隆 最終処分場と地球温暖化 終了
第27回 平22.12.08 加藤 隆也 処分場設計計画の常識?非常識? 終了
第26回 平22.10.22 木塚 正純 最終処分場関係者に役立つガイドブックとブログ奮闘報告 終了
第25回 平22.8.20 羽染 久 最終処分場の整備促進策を考える 終了
第24回 平22.6.24 下村由次郎 最終処分場へのアセットマネジメントの導入 終了
第23回 平22.4.16 海老原正明 表面遮水工の漏水検知システムと修復システム 終了
第22回 平22.2.19 鴫谷 孝 「CS処分場 20年の歩み」と未来(あるべき姿) 終了
第21回 平21.12.10 加納 光 最終処分場機能検査の実施例(目視検査~抜取検査・評価まで) 終了
第20回 平21.10.23 古田 秀雄 最終処分場におけるCDM事業について 終了
第19回 平21.8.19 浦 満彦 土壌・地下水汚染浄化と埋設物 終了
第18回 平21.6.19 笹井 裕 不適正処分場適正化のための鉛直遮水工の選択事例の紹介 終了
第17回 平21.4.24 福本 二也 研究活動のこれまでと今後の展開について 終了
第16回 平21.2.13 石田 道彦 廃棄物処分場の各種遮水技術 終了
第15回 平20.12.5 柳瀬 龍二 浸出水の水温から見た安定化について 終了
第14回 平20.10.3 牛越 健一 CS処分場における無放流システムについて 終了
第13回 平20. 8.1 原田 高志 最終処分場の歴史 終了
第12回 平20. 6.13 堀井 安雄 浸出水処理のトラブル事例とその対策 終了
第11回 平20. 4.8 土居 洋一 不法投棄対策 終了
第10回 平20. 2.1 西川 光善 最終処分場の事業展開 終了
第9回 平19. 11.5 古市 徹 循環型共生社会と最終処分システム 終了
第8回 平19. 10.5 宇佐見貞彦 遮水工に関する最新の設計法 終了
第7回 平19. 8. 3 志々目正高 アンケートとヒアリングによる処分場の安全性の調査 終了
第6回 平19. 6.29 樋口 正一 処分場に関する特許のトレンド(儲かる特許の発想法) 終了
第5回 平19. 4. 6 川口 光雄 最終処分場の再生・延命化対策と施工事例 終了
第4回 平19. 2. 7 大野 文良 多重安全型処分場 終了
第3回 平18.12. 1 上田 滋夫 廃棄物処分場の即日覆土、中間覆土、最終覆土 終了
第2回 平18.10.10 小谷 克己 最終処分場の真の失敗事例 終了
第1回 平18.8.3 瀬尾 潔 地域融和型最終処分場への変遷と事例 終了

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